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横正機業場
Shall we senka? -パートナー事例 ご紹介-
こんな着物なら着てみたい! そんなデザインを
首都圏 ハイカロリイオトメ 様
「ふまじめなものをまじめに作っています。」とハイカロリイオトメの山田さん(以下、ハイカロさん)。 ただ可愛い(オトメ)だけでない。 ちょっと毒があったり、脱力感があったり、 身につけていると話の種になるようなストーリー性のある作品作りにこだわるなかで、 縁あって横正の塩瀬をつかった帯を作成して頂きました。

大ヒットした白猫のI love cat帯。 お客様から正絹版も作ってほしいという声も多く寄せられ、それに応える為 「締めやすくて好き!」と、塩瀬帯の問い合わせを頂きました。 それは、横正にとってホームページ公開直後、初の問い合わせでした。

制作過程では様々な問題が発生。初めての正絹素材、新しい染屋、そしてお会いしたことがない中でのやりとり。 新しい試みではつきものといいつつも、試行錯誤を繰り返し完成にこぎつけた喜びは一塩でした。

今回何より嬉しかったのは、ハイカロさんのTwitterでのファンの方の盛り上がり。 モノづくりの先には笑顔がある。ファッションとしてキモノを楽しんでいる人がいる。 今までの待ちの姿勢では得られなかった興奮と感動を体験させて頂きました。
もっと織元としてお役にたてる事はないか? その為には、もっとお客様に近い意識で、場所で、仕事をしなければならない!と実感しました。

そのブレることのない信念で、描き続けるハイカロワールド。今後ますます広がっていくことがとても楽しみです。

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-Products -
I love cat帯
I love cat帯
I love cat帯 正絹茄子紺バージョンと、I love cat帯を、北斗の拳雑魚キャラにカスタマイズするシリーズ(笑)。
白ネコから表情もシャープになり、かっこいいのに、ちょっとオトボケ風味の、大人の遊び心あふれる仕上がりです。
◆横正からのご提案
個人のクリエイターを応援したい
少量生産&個性化 に適応したものづくり環境を実現し、
絹の良さをもっと発信したい。

お会いして気づいたこと

I love cat帯の受注後、ギフトショー秋2014の会場でハイカロ山田さんとお会いすることができました。 お話しする中で感じたのは、こだわりの・良質なものづくりをするにはコストがつきまとうということ。 そして個人の場合、リスクを避け絹から離れてしまうこともある、という事でした。

横正にできることは

それならば、そのリスクを少しでも負担できれば、むしろ共有できれば、もっと顧客視点にたつことができ、 絹をつかった商品を多く生み出すチャンスなのではないか?と考え、ハイカロさんの試作開発等に必要な生地を当社で提供するご提案をさせて頂きました。


個人のクリエイターは、それぞれ独自の世界観で作品を作られています。 それは量産品とは明らかに違う、思いがぎっしりつまった唯一無二の世界。そしてそれを待っているコアなファンがいる。 大量生産の時代から、「少量生産&個性化」に適応したものづくり環境への転換に、横正もクリエイターと共にチャレンジしていきます。